ファミリー・サポート・センターで送迎を依頼するには、まず利用会員として登録し、送迎を援助できる会員との調整を行います。登録後すぐに利用できるとは限らず、送迎の範囲、対象年齢、利用できる時間、料金、保険の扱いなどは自治体やセンターによって異なります。
ファミリーサポートで送迎を依頼する基本的な流れ
一般的には、次の順番で申し込みます。初回は登録手続きや事前打ち合わせが必要になるため、利用したい日が決まったら早めに連絡しましょう。
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住んでいる地域のファミリー・サポート・センターを探す
自治体の公式サイトや子育て支援窓口で、ファミリー・サポート・センターの名称、電話番号、受付時間を確認します。自治体によっては、勤務先や子どもの通園・通学先がある地域のセンターを利用できる場合もありますが、対象地域は事前に確認が必要です。
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利用会員として登録する
センターへ連絡し、利用会員の登録方法を確認します。説明会への参加、申込書の提出、本人確認書類の提示、子どもの情報の登録などが必要になることがあります。必要書類や登録方法はセンターごとに異なります。
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送迎を依頼したい内容を伝える
登録時または登録後に、送迎の日時、出発地、到着地、子どもの年齢、利用頻度、送迎後の預かりの有無を伝えます。保育園・幼稚園・学校・学童保育・習い事など、どこからどこまで送迎するのかを具体的に説明してください。
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援助会員を紹介してもらう
センターが条件に合う援助会員を探し、依頼できる人が見つかった場合に紹介します。希望する日時や地域によっては、援助会員が見つからないこともあります。
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事前打ち合わせを行う
援助会員と、送迎の経路、受け渡し場所、連絡方法、子どもの健康状態、緊急時の対応などを確認します。初めて依頼する場合は、保護者、子ども、援助会員が顔合わせを行うこともあります。
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依頼内容と料金を確認して利用する
利用日時、送迎の範囲、料金の計算方法、キャンセル時の扱いを確認してから依頼します。利用後は、決められた方法で料金を支払い、必要に応じて利用報告を行います。
送迎を依頼するときに伝える内容
送迎の条件が具体的であるほど、援助会員を探しやすくなります。次の内容を整理してからセンターへ連絡するとスムーズです。
- 子どもの氏名、年齢、学年
- 送迎を希望する曜日と時間
- 送迎が必要な期間と頻度
- 出発地と到着地
- 施設での引き渡し方法
- 送迎後に自宅などで預かってもらうかどうか
- 子どもの健康状態、アレルギー、配慮が必要なこと
- 保護者や緊急連絡先の電話番号
- きょうだいを同時に依頼するかどうか
たとえば「毎週火曜日の17時に学童保育から自宅まで」だけでなく、施設名、子どもの引き渡し方法、自宅での受け入れ担当者、遅れた場合の連絡方法まで伝えると、事前打ち合わせで確認すべき点が明確になります。
送迎だけでなく預かりも依頼できる?
送迎に加えて、援助会員の自宅や依頼会員の自宅などで子どもを預かってもらえるかは、センターの制度と援助会員の対応可能範囲によって決まります。送迎だけを依頼できる場合もありますが、送迎と預かりを組み合わせる場合は、利用時間や料金の計算が変わることがあります。
「保育園へ迎えに行き、自宅で保護者が帰宅するまで預かる」といった依頼を希望する場合は、送迎と預かりの両方が可能かをセンターに伝えてください。
車での送迎を依頼できるかは事前確認が必要
援助会員の自家用車による送迎が可能かどうかは、自治体やセンターのルール、援助会員の登録条件によって異なります。車を使えるとは限らず、徒歩や公共交通機関での送迎に限られる場合もあります。
車での送迎を希望する場合は、次の点を事前に確認しましょう。
- 自家用車での送迎に対応しているか
- チャイルドシートやジュニアシートを誰が用意するか
- 自宅や施設前での乗り降りが可能か
- 交通費や駐車場代が別に必要か
- 悪天候や道路混雑時の対応
車で送迎できる援助会員を希望しても、対応できる人が見つかるとは限りません。送迎手段に条件がある場合は、登録時ではなく依頼を申し込む時点でも改めて伝えてください。
料金は送迎時間や地域によって異なる
ファミリー・サポートの料金は、利用時間帯、曜日、子どもの人数、送迎のみか預かりを含むかなどによって変わります。自治体ごとに基準が異なるため、全国共通の料金として判断することはできません。
確認する項目は、次のとおりです。
- 1時間あたりの利用料
- 平日昼間と早朝・夜間、休日の料金差
- きょうだいを同時に依頼した場合の扱い
- 交通費、公共交通機関の運賃、駐車場代
- 送迎前後の待機時間や預かり時間の扱い
- キャンセル料
- ひとり親世帯などを対象とした助成制度の有無
料金の総額を知りたい場合は、「自宅から施設までの移動時間」だけでなく、援助会員が依頼場所へ向かう時間や、送迎後の預かり時間が料金に含まれるかも確認してください。
依頼が成立しないこともある
ファミリー・サポートは、センターが登録している援助会員と依頼会員を調整する仕組みです。そのため、希望する日時、場所、送迎方法、子どもの人数などの条件によっては、援助会員が見つからず依頼できない場合があります。
特に、毎日の送迎、早朝や夜間、遠距離の送迎、病気の子どもの送迎、車での送迎などは、対応できる人が限られる可能性があります。定期利用を希望する場合でも、依頼のたびに援助会員の予定を調整する必要があるかを確認しましょう。
初めて依頼するときの確認ポイント
利用開始前に、次の内容を保護者と援助会員の双方で確認しておくと、当日の行き違いを防げます。
- 子どもを引き渡す人と、受け取る人の名前
- 施設での引き渡し場所と手続き
- 遅刻や急な予定変更があった場合の連絡先
- 子どもが発熱した場合や、施設を休んだ場合の対応
- 事故や災害など緊急時の連絡手順
- 鍵の受け渡しが必要かどうか
- 料金、交通費、キャンセル料の支払い方法
施設からの引き渡しに登録者の指定がある場合は、援助会員の氏名や送迎予定を施設へ事前に伝える必要があります。施設側のルールも確認し、ファミリー・サポートの利用だけで送迎が完了すると考えないようにしましょう。
依頼を始める前にセンターへ確認すること
最初に、利用したい地域のファミリー・サポート・センターへ「子どもの送迎を依頼したい」と連絡してください。その際、利用会員の登録方法、送迎の対象範囲、対応可能な時間、料金、事前打ち合わせの要否、援助会員が見つからない場合の扱いを確認すると、利用までの手順を把握できます。
送迎依頼のポイントは、利用会員への登録、具体的な条件の伝達、援助会員との事前打ち合わせです。送迎できる時間や方法、料金は地域によって異なるため、利用したい自治体のセンターで条件を確認してから申し込みましょう。







