ファミリーサポートの利用方法は?

ファミリーサポートの利用方法は?

ファミリーサポート(ファミリー・サポート・センター)を利用するには、まず住んでいる地域のセンターに会員登録を行い、援助を依頼します。登録後、センターが紹介した援助会員と事前に打ち合わせをし、内容や日時、料金などに合意してから利用するのが一般的です。

利用方法や料金、対象年齢、送迎の可否は自治体によって異なります。利用前に、お住まいの市区町村のファミリー・サポート・センターへ確認してください。

ファミリーサポートを利用する基本的な流れ

ファミリーサポートは、子育てを手伝ってほしい人と、子育てを援助できる人をつなぐ仕組みです。一般的には、次の順番で利用します。

  1. 住んでいる地域のファミリー・サポート・センターを探す
  2. 依頼会員として登録する
  3. 利用したい日時や内容を申し込む
  4. 紹介された援助会員と事前打ち合わせをする
  5. 援助を受ける
  6. 利用料金を援助会員に支払う

初回利用時は登録や打ち合わせに時間がかかることがあるため、急な依頼ではなく、できるだけ早めに手続きを始めると安心です。

1.住んでいる地域のセンターを探す

まず、市区町村の公式サイトで「ファミリー・サポート・センター」「子育て援助活動支援事業」などの名称を検索します。自治体によっては、子育て支援課、社会福祉協議会、委託を受けた団体などが窓口になっています。

確認する項目は次のとおりです。

  • 登録できる人の条件
  • 対象となる子どもの年齢
  • 利用できる地域
  • 保育園や幼稚園、学校への送迎ができるか
  • 病児・病後児の預かりに対応しているか
  • 受付時間と申し込み方法
  • 利用料金とキャンセル料

「ファミリーサポート」という呼び方が地域で異なる場合もあるため、見つからないときは自治体の子育て相談窓口に問い合わせると、担当窓口を案内してもらえます。

2.依頼会員として登録する

子どもの預かりや送迎を依頼したい人は、通常「依頼会員」として登録します。登録方法は、窓口での申請、電話予約、オンライン申請など自治体によって異なります。

登録時には、次のような情報の提出や確認を求められることがあります。

  • 保護者の氏名、住所、連絡先
  • 子どもの氏名、年齢、健康状態
  • 希望する援助の内容
  • 緊急連絡先
  • 送迎先や自宅など、援助を受ける場所

必要書類、本人確認書類、登録料の有無は地域によって違います。登録前に、必要な持ち物と受付方法を確認してください。

3.利用したい内容を申し込む

登録後、センターに利用希望を伝えます。申し込みの際は、次の内容を具体的に伝えると調整が進みやすくなります。

  • 利用希望日
  • 開始時刻と終了時刻
  • 子どもの人数と年齢
  • 預かり、送迎、付き添いなどの依頼内容
  • 預かる場所と送迎場所
  • 子どもの食事、昼寝、アレルギーなどの注意点
  • 定期利用か、一時的な利用か

援助会員の登録状況によっては、希望する日時や内容に対応できないことがあります。特に早朝、夜間、休日、長時間の依頼は、対応できる人が限られる場合があります。

4.援助会員と事前打ち合わせをする

センターから援助会員を紹介されたら、利用前に子どもの情報や当日の流れを確認します。初対面の援助会員に、センターを通さずその場で依頼するのではなく、決められた手続きを経て利用してください。

打ち合わせでは、次の点を確認します。

  • 子どもの引き渡し方法
  • 預かり場所
  • 送迎の経路と時間
  • 食事やおやつ、飲み物の扱い
  • 昼寝やトイレの介助方法
  • アレルギーや持病などの注意事項
  • 子どもの体調が悪くなった場合の連絡方法
  • 緊急時の連絡先
  • 利用料金と支払い方法

子どもが援助会員と過ごせるかを確認するため、自治体によっては事前の顔合わせや試行的な利用を求めることがあります。

5.援助を受け、利用料金を支払う

打ち合わせで決めた日時と内容に沿って援助を受け、終了後に利用料金を支払います。料金は、利用時間、曜日、時間帯、援助の内容などによって定められていることがあります。

全国一律の料金ではないため、具体的な金額は利用するセンターに確認してください。次の費用が別に発生するかどうかも確認が必要です。

  • 交通費
  • 食事代やおやつ代
  • 入場料などの実費
  • キャンセル料
  • 時間外や休日の加算

利用時間の数え方や、予定より早く終わった場合の扱いも自治体ごとに異なります。申し込み時に、料金の計算方法まで確認しておくと支払い時の行き違いを防げます。

ファミリーサポートで依頼できること

依頼できる内容は自治体と援助会員の対応範囲によって異なりますが、一般的には次のような援助があります。

  • 保育園、幼稚園、学校、学童保育などへの送迎
  • 保育施設や学校の開始前・終了後の預かり
  • 保護者の通院、仕事、冠婚葬祭などの一時的な預かり
  • 保護者のリフレッシュを目的とした預かり

ただし、保育施設の代わりに長時間預けられるとは限りません。宿泊を伴う預かり、病児保育、家事援助、保護者が不在の状態での送迎などは、対応していない地域もあります。

病気の子どもや送迎を依頼できる?

病児・病後児の預かりや送迎は、自治体の制度と援助会員の資格・対応条件によって判断されます。ファミリーサポートに登録しただけで、病気の子どもを必ず預けられるわけではありません。

発熱、感染症、服薬が必要な場合などは、利用できるかどうかの条件が細かく決められていることがあります。病児対応を希望する場合は、申し込み前に「病気の種類」「体温」「服薬の有無」「利用できる時間」を伝えてください。

送迎についても、子どもの年齢、チャイルドシートの準備、送迎できる車両、保護者の同意書などの条件が付く場合があります。自家用車での送迎を希望する場合は、対応の可否と必要な準備を先に確認しましょう。

利用前に確認したい注意点

ファミリーサポートは、センターが希望に合う援助会員を調整する仕組みです。希望する日時や条件に合う人が必ず見つかるサービスではありません。

また、次の点は地域によって扱いが異なるため、登録時に確認してください。

  • 利用できる子どもの年齢
  • 1回あたりの利用時間や回数
  • 利用できる曜日と時間帯
  • 兄弟を同時に預けられるか
  • 自宅以外で預けられるか
  • 送迎だけを依頼できるか
  • キャンセル料が発生する時期
  • 補償保険の対象範囲

利用当日は、母子手帳、着替え、飲み物、必要な薬など、センターや援助会員から指定されたものを準備します。子どもの体調が普段と違う場合は、無理に利用せず、早めにセンターや援助会員へ連絡してください。

初めて利用するときに最初にすること

まず、お住まいの市区町村の公式サイトで「ファミリー・サポート・センター」を検索し、登録窓口へ連絡してください。その際に、利用したい日時、子どもの年齢、預かりか送迎か、定期利用か一時利用かを伝えると、登録から利用までの手順を確認できます。

ファミリーサポートの利用方法は、会員登録、利用申し込み、事前打ち合わせ、援助、料金の支払いという流れが基本です。ただし、料金、対象年齢、病児対応、送迎の条件は自治体ごとに異なるため、利用する地域のセンターで確認してから申し込みましょう。