育児中の時短料理には、切る材料を少なくし、フライパンや電子レンジだけで作れる料理が向いています。丼物、レンジ蒸し、具だくさんの汁物なら、調理と洗い物の負担を抑えながら主食・主菜・野菜をまとめて用意できます。
ここでは、忙しい日に作りやすい時短料理レシピを紹介します。調味料の量は、大人向けの目安です。離乳食や幼児食に取り分ける場合は、味付け前に分けるか、薄味に調整してください。
育児中に作りやすい時短料理レシピ5選
1. 豚こまとカット野菜の甘辛丼
包丁を使う量を減らしたい日に向く、フライパン1つの丼です。市販のカット野菜を使えば、材料を切る時間を短縮できます。
材料(大人2人分)
- 豚こま切れ肉:200g
- カット野菜:1袋
- ご飯:2人分
- しょうゆ・みりん:各大さじ1
- 砂糖:小さじ1
- 油:少量
作り方
- フライパンに油を入れて熱し、豚こま切れ肉を炒めます。
- 肉の色が変わったら、カット野菜を加えて炒めます。
- しょうゆ、みりん、砂糖を加え、野菜がしんなりするまで炒めます。
- ご飯にのせて完成です。
玉ねぎ、キャベツ、にんじんなど、火が通りやすい野菜を選ぶと作りやすくなります。子どもに取り分ける場合は、豚肉に火が通ったことを確認し、食べやすい大きさに切ってください。
2. 鶏肉と野菜の電子レンジ蒸し
コンロを使わず、耐熱容器で作れる主菜です。加熱中にご飯をよそったり、汁物を用意したりできます。
材料(大人2人分)
- 鶏もも肉または鶏むね肉:1枚
- もやし:1袋
- きのこ:1パック
- 酒:大さじ1
- 塩:少量
- ポン酢:食べるときに適量
作り方
- 鶏肉の厚い部分を開き、火が通りやすい厚さにします。
- 耐熱容器にもやしときのこを敷き、その上に鶏肉をのせます。
- 酒と塩をかけ、ふんわりとラップをします。
- 電子レンジで加熱し、鶏肉の中心まで火が通っているか確認します。足りない場合は、様子を見ながら追加加熱します。
- 食べやすく切り、ポン酢をかけます。
電子レンジの加熱時間は、肉の大きさや機種によって変わります。鶏肉の中心が生のままになっていないことを確認してから食べてください。
3. ツナと豆腐の卵とじ丼
缶詰や豆腐を使うため、肉を切る手間がありません。やわらかい具材で作りやすく、忙しい日の昼食にも向いています。
材料(大人2人分)
- ツナ缶:1缶
- 木綿豆腐または絹ごし豆腐:150〜200g
- 卵:2個
- 玉ねぎ:2分の1個
- めんつゆ:適量
- 水:めんつゆの表示に合わせた量
- ご飯:2人分
作り方
- 玉ねぎを薄切りにし、フライパンにめんつゆと水を入れて煮ます。
- 玉ねぎがやわらかくなったら、ツナと豆腐を加えます。
- 溶いた卵を回し入れ、ふたをして卵が好みの固さになるまで加熱します。
- ご飯にのせて完成です。
ツナ缶には油漬けと水煮があるため、油分が気になる場合は水煮を選ぶか、油を切って使います。卵を使う料理は、子どもの年齢や食べ慣れに合わせて十分に加熱してください。
4. 冷凍うどんの具だくさん煮込み
冷凍うどんと冷凍野菜を使うと、切る作業を減らせます。鍋一つで作れるため、洗い物も増えにくいレシピです。
材料(大人2人分)
- 冷凍うどん:2玉
- 冷凍ほうれん草や冷凍ブロッコリー:適量
- 豚肉、鶏肉、または油揚げ:適量
- だし汁:600ml程度
- しょうゆ:大さじ1程度
- みりん:大さじ1程度
作り方
- 鍋にだし汁、しょうゆ、みりんを入れて煮立てます。
- 肉を使う場合は先に加え、火が通るまで煮ます。
- 冷凍野菜と冷凍うどんを加え、うどんがほぐれるまで煮ます。
- 具材に火が通ったことを確認して器に盛ります。
子ども用に取り分ける場合は、うどんを短く切り、つゆを薄めると食べやすくなります。冷凍野菜は商品によって大きさが異なるため、必要に応じて小さく切ってください。
5. 具だくさんみそ汁とおにぎり
料理を何品も作る余裕がない日は、具だくさんのみそ汁にご飯を組み合わせる方法があります。野菜、豆腐、肉などを一つの鍋に入れられます。
材料(大人2〜3人分)
- 大根、にんじん、きのこ、キャベツなど:合わせて適量
- 豆腐または豚肉:適量
- だし汁:600ml程度
- みそ:適量
- ご飯:人数分
作り方
- 野菜を食べやすい大きさに切ります。時間がなければ、冷凍野菜やカット野菜を使います。
- 鍋にだし汁と火の通りにくい野菜を入れて煮ます。
- 野菜がやわらかくなったら、豆腐や肉、火の通りやすい野菜を加えます。
- 具材に火が通ったら火を弱め、みそを溶き入れます。
- ご飯をおにぎりにして、みそ汁と一緒に出します。
みそ汁は多めに作っても、保存する場合は早めに冷まして冷蔵庫へ入れ、再加熱時に全体を十分に温めます。作り置きの保存期間は、冷蔵庫の温度や具材によって変わるため、見た目やにおいに異常があるものは食べないでください。
育児中に時短料理を作るコツ
時短のポイントは、料理そのものを速くするだけでなく、材料を切る回数や洗い物を減らすことです。
- カット野菜、冷凍野菜、冷凍うどんを活用する
- 肉や魚は、買った日に1回分ずつ分けて冷凍する
- 丼、麺、汁物など、1品で食べやすい料理を選ぶ
- 電子レンジ、フライパン、鍋のどれか一つで完成するレシピにする
- 調味料をしょうゆ、めんつゆ、みそ、ポン酢などに絞る
子どもが小さいうちは、調理中に手を離れることもあります。火を使う料理では、加熱を止めても問題ない段階で一度火を止め、手が空いてから再開できるようにすると無理がありません。
子どもに取り分けるときの注意点
大人用に味付けする前に、子ども用の分を取り分けると薄味にしやすくなります。取り分けた料理は、年齢に合わせて小さく切り、熱さを確認してから食べさせてください。
肉、魚、卵などは中心まで火が通っているかを確認します。また、そば、えび、かに、ナッツ類など、子どもに初めて食べさせる食品を使う場合は、家庭の判断だけで進めず、年齢や食物アレルギーへの対応を確認してください。
忙しい日の選び方
- 包丁を使いたくない日:ツナと豆腐の卵とじ丼
- コンロの前に立ち続けたくない日:鶏肉と野菜の電子レンジ蒸し
- 子どもと同じ料理を食べたい日:具だくさんみそ汁とおにぎり
- 野菜もまとめて食べたい日:豚こまとカット野菜の甘辛丼
- 冷凍食品を活用したい日:冷凍うどんの具だくさん煮込み
育児中の時短料理は、毎回きちんと何品も作る必要はありません。まずは主食に肉・魚・卵・豆腐のどれかと、野菜を組み合わせることを目安に、カット食材や冷凍食品も使いながら負担の少ない方法を選びましょう。







